デザイナーズハック 011 MTG が終わりました。
011ウォシュレット
2013.10.01
2013年9月26日(木)に 011 MTG をしました。
いつものMozilla Japanのオフィスをお借りして。
今回はウォシュレットのリモコンを考えてみようということで、グループにわかれて意見を出し合って考えました。
#ちなみに、「ウォシュレット」は TOTO の登録商標でした。一般的には「温水洗浄便座」ですね。
情報を整理する
まずは、どんな機能があるのか整理しなければなりません。
だいたいどの温水洗浄便座にもある機能は次のとおりです。
○ 流す
- 大
- 小
- 小 eco
○ 洗う
- おしり
- やわらか/マイルド
- ビデ
○ かわかす
- 乾燥
○ 操作系
- 洗浄強さ
- 洗浄位置
- マッサージ
○ その他
- 脱臭
- 電池残量
- 流水音
- 便座温度
- 温水温度
- 時間設定
- 液晶があるかないか
この中で、メインの機能は「流す」と「洗う」。まずはそれをどう表すかが問題です。
さらにいろんな調節機能がありますが、そこは各チーム工夫をこらしていました。
Keynoteでプロトタイプをつくっています。
絵を描いて、グループ内での認識を確認。
イラストに色をつける過程。
イラストレーターで作業中です。
また、最後に安藤幸央さんが、温水洗浄便座のデザインについてLTをしてくださいました。
ユニバーサルデザインのことや、TOTOのデザインコンセプトなど、他ではなかなか聞けない内容なのですが、いちばん印象に残ったのはこの言葉。
ユニバーサルデザインは、できるだけ多くの人が公平に使えることが目標なので、 実は、みんながちょっとずつ使いにくいものになっていることはよくある。もしある特定の人が使いやすいようなデザインになっていたら、「できるだけ多くの人が使える」というところを達成できなくなってしまう。
なるほど、世の中の家電やそのリモコンなどはそれを達成しなければならないので、ちょっとずつ使いにくいと感じてしまうのかもしれないですね。
このMTGで考えた解決案は下記をごらんください。