005 Event
2012.11.19
好評だった大阪開催に引き続き、日経BP社 ITpro主催の「Multi-Screen UX Competition」への応募を目的としたイベントになります。
コンテストのキーとなるのが「複数デバイス」そして「楽しい体験」。
技術ありきのアイデアではなく、「こういう体験を作りたい!」というところから始まるアイデア。
ちょっと違う視点から攻めていくことで、普段の仕事だけでは見えない発見もたくさんあるはず。
大阪開催では、旅の思い出共有アプリや絵本作成アプリなどが開発されました!(「旅、家族、セキュリティ」—マルチスクリーンを生かしたアプリを作るハッカソン開催:ITpro)
1日開催なので、当日の目標はデザイン案の作成とその成果発表です。
ただし、最終的にはコンテストに応募できるよう、エンジニアの方と一緒に機能の実装も並行して進めていきます。
デザイナーズハック 005 SENDAI for Multi-Screen UX Competition
日時 | 2012年12月1日(土)10:00〜18:00 |
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参加費 | 無料 |
会場 |
電通東日本仙台支社 Google mapで見る (仙台市青葉区国分町3-6-1 仙台パークビル) |
主催 | デザイナーズハック |
共催 | 日経BP社 ITpro |
後援 | 東北デベロッパーズコミュニティ、Fandroid East Japan |
『Multi-Screen UX Competition』はSONYの協賛で開催され、
デザイナーズハック005もその一貫となります。
デザイナーズハックについて
デザイナーズハックは、デザインを中心にしてアプリやWebの仕様やインターフェイスについて考えていくイベントです。
今のIT業界、技術の進化がはやすぎる中、その技術の習得は必要です。技術ありきでその中で可能なことを考えていくことは非常に合理的です。
ただ、技術についてだけ考えていても物事は広がりません。
ここでは、技術のことはいったん置いておいて、デザインや体験からアイデアを広げていくことを重視します。
当日のことについて
作成するアプリについて
今回のポイント「複数デバイス」に関わるものであれば、プラットフォームは問いません(iOSネイティブ、Androidネイティブ、ブラウザ上で動作するもの)
今回は限られた時間のため、実際のハッカソンのようにアプリの作成まではおそらくできません。
いつもとは少し勝手が違いますが、今回の目標は「アプリのデザイン案を作りこむこと」となります。
まずはグループに分かれて作りたいアプリとその仕様、コンセプト、画面遷移などをしっかりと決めます。
その後、PhotoshopやFireworksなどのグラフィックソフトでデザインを作成可能な方は、時間内でできるだけ完成形のものを作りこんでください。ここでできたものを今回は発表します。
また、実際に実装して動くアプリを作成可能な方は、デザインを組み込まない形でもかまわないので実装してください。(のちにデザインを組み込めるように)
もしデザインをできる人がチームにいない場合は、ワイヤーの画面デザインでもかまいません。
デザイナー/エンジニアに関わらずここでのポイントは、技術ありきで考えるのではなく、「体験からデザインを考える」ことです。普段の仕事ではなかなかできないことを、この機会に考えてみましょう。
チーム構成について
アプリ作成のチーム構成については、当日決めます。アプリ案を出しあったあと、プラットフォームも加味しながら作りたいアプリごとにチームを組む形式を考えています(くじなどではなく、それぞれ参加者の意思をもってのチーム構成をします)。
昼食や軽食について
参加者の方の昼食や軽食、お水、コーヒーなどは準備いたします。
タイムテーブル
当日の流れです。
10:00 | 「デザイナーズハックとは」 これまでに開催してきたデザイナーズハックの概要 |
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10:10 | 「コンペ紹介」 今回のターゲットとなるMulti-Screen UX Competitionの紹介 |
10:20 | 「大阪での成果報告」 10月27日と28日に開催したイベントで開発されたアプリの例の紹介 |
10:30 | 「アプリの案出しとチーム編成」 参加者の皆さんにアプリの案を出していただき、その案を基にチームを決めます |
12:00 | 「デザインワークと実装」 チームごとにデザイン案の作成とプログラム実装を行います |
- | 適宜昼食など |
17:00 | 「成果発表」 チームごとに成果を発表し、優秀チームを決定します。(意見交換・賞品の贈呈など) |
18:00 | 終了予定 |
当日は、2012仙台クロスコミュニティ大忘年会が予定されています。
http://atnd.org/events/33916
デザイナーズハックご参加の皆さんもご一緒に参加してください!
当日、準備される端末
当日は、検証端末としてSONY様よりテレビ、タブレット、スマートフォンなど数台を準備していただきますので、ご自由にお使いください。
AWARD
最終日に各チーム発表をし、優秀チームから順に下記の賞品を差し上げます!(SONY様ご提供)
(チーム全員に同じ賞品が行き渡らないと思いますが、、相談もしくはじゃんけんにてご了承ください)
1位:MW1 スマートフォン専用ワイヤレスステレオヘッドセット
2位:
3位〜
・日経BP 人気書籍(スティーブ・ジョブズ 脅威のプレゼンなど・10名様分)
・Multi-Screen UX Competition特製ノート(1点1点手作り・5名様分)
アプリサンプル
どんなアプリを作るかは当日に詳しく決めますが、複数端末でできることとして考えられるもののサンプルです。ぜひ参考にしてください。
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待ち合わせアプリ
待ち合わせをしているときに、「あれー近くにいるはずなのに…」という場合に役に立つようなもの。
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家族でリビングで写真共有アプリ
リビングで家族で写真を楽しむようなアプリ。スマートフォンからタブレットに写真を送り、そのタブレットをHDMI端子でテレビにつなぐことによって、大きな画面で楽しめます。
Multi-Screen UX Competition 2013
「Multi-Screen UX Competition 2013」(MSUC2013)は、新しいユーザー体験(UX:User Experience)を創り出すアプリやサービスを競う、グローバル規模のコンテストです。
募集対象は、複数の端末を活用し、世界を魅了するUX。
スマートフォンやタブレット端末をはじめ、テレビ、パソコンの複数画面を活用した新しいUXを募集します。
Multi-Screen UX Competition 2013での優秀作品には、2013年2月25日~28日にスペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congress(MWC)2013において、出展ブースが用意されます。
POINT
1.アプリを通しての体験を重視すること
かたくるしいことは考えず、「何をどうしたら楽しいのか」というところを重視したアイデアを考えます。
2.技術にこだわらない姿勢
アプリを使うユーザーとして、Webベースであろうとネイティブベースであろうと関係ありません。
技術にこだわらずにユーザーに楽しい体験を提供できれば、問題ないと考えています。
ですので、Webベース/ネイティブベース、どちらで作ってもOKです。
3.デザイナー主体とはいえ、エンジニアの意見も必要
通常の「デザイナーズハック」は実装まではせず、モック作成段階までとなりますが、今回は「Multi-Screen UX Competition 2013」というコンテストが目標としてありますので、実装も大きなポイントとなります。
参加されるエンジニアさんには、「技術にこだわらないアイデア」をできるだけ生かしつつ、それを実装してほしいのです。