喫茶店等の公共施設に設置するウォシュレット操作パネル
011ウォシュレット
2013.09.27
メンバー
ozata/hont
解決内容
公共施設に設置する上で考慮したこと
- 使用者は短時間で目的を達成したいだろう。⇒UIの明快さ、
学習のしやすさ - 多様な利用者(さまざまな年齢層、障害者、
日本語を理解しない利用者)を考慮すべき⇒ 基本的な機能を非言語で理解を可能にする。 - 妥当なコスト
- 清掃の容易さ、故障のしにくさ
提案
- 大きめのボタンデザイン、直感的に上下に配置した水勢調整
- 故障を減らし、コストを削減するための単純な機構、少ない部品点数
- 上位機種、下位機種の機能差、流すボタンの要不要に柔軟に対応してシリーズ展開可能なこと
ノズル洗浄やオート脱臭は、自動で制御されるのでUIは必要ないが、動いているときは、きちんと動いているよということをLEDライトを点灯し、使用者を安心させる(上面)。
側面には運転のLEDライトがあるのと、下部のマイナスのようなものは、棒のようなものを挿して、上の部品をかぱっとはずすようなもの。
これは、一般の人が使えないようにし、管理者のみが使えるようにするためです。
水の勢いは、おしりとビデのそれぞれに「+」や「ー」のボタンを配置。上下に設置して直感的にわかりやすいように。
「流す」はアイコンがむずかしいので、水をあらわすの青色をつけました。
上のふたを開けたところ。管理者のみが行える設定が入っています。
もうひとつのこだわり
公共の施設だと、ほとんどの場合が男性/女性用にわかれている。なので、たとえばビデなどは女性用だけについていてもいいのでは?というところにいきついた。
男性用
女性用
講評
実は押すところは多いが、シンプルにわかりやすくまとまっているパターンだと思います。
男性トイレと女性トイレで、設置するウォシュレット自体を分けてしまうというのもおもしろいアイデアですね。公共の場所ならではです。